研究課題/領域番号 |
18K00804
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
山中 司 立命館大学, 生命科学部, 教授 (30524467)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 利他 / 感謝研究 / 英語教育 / 感謝日記 / プラグマティズム / プロジェクト / 大学英語教育 / 教え合い / コミュニケーション / 互酬性 / 言語哲学 / 稲盛経営哲学 / 教育 / 心理 / 国際教育 / 留学 / 感謝 / 教育的ダイナモ / 実装 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本の学校教育における一般的な学習のあり方を3つの段階に分け、「利他的な学び」こそが「うまくいく(機能する)」教育の実現に近いことを理論、実践の双方から実証を試みた研究であった。「利他的な学び」を他者の視点に第一義的に立って貢献を模索して創造的に実行する活動であると定義し、利他的な学びを学習に組み込むことが、Rortyらのネオ・プラグマティズムに基づく理論的示唆からも、学習者に「学びの実感」を与え、学習効果を高める上で頗る効果的な可能性があるとの認識に立ち研究を行った。最終的には、利他を感謝に置き換えた「感謝研究」として実証的な研究へとつなげることができ、成果を上げることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、新たに学習における利他を創出したり、開発したりすることを企図した研究ではない。本研究は教育における利他を「発掘」し、新たな研究と実践の切り口を見い出すことで、機能的な教育の幅広い実践に貢献できることを目指したものであった。この意味で利他を可視化、軽量化できる感謝に意味論を移し、それに伴う感謝日記という具体的な教育活動におけるメソドロジーへの示唆につなげることができたことは有意義であった。
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