研究課題/領域番号 |
18K00806
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 大阪医科薬科大学 (2022-2023) 追手門学院大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
岩田 聖子 大阪医科薬科大学, 薬学部, 非常勤講師 (80771394)
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研究分担者 |
岩井 千春 大阪公立大学, 国際機関教育機構, 教授 (90411389)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 熊野古道 / 観光英語 / インバウンド / 言語接遇 / ニーズ分析 / 巡礼道 / カミーノ・デ・サンティアゴ / インバウンド観光 / ローカルフード多言語化 / ダイバーシティツーリズム / 観光人材育成 / スペイン / サンティアゴ巡礼地 / 観光言語 / 高野山 / アプリ開発 / 共通巡礼 / 質的調査 / 観光地の国際ネットワーク化 / 世界遺産地区 / ホスピタリティ / エンパシー / 老齢英語教育 / 世界遺産地域 / 高齢化 / 地域活性化 |
研究成果の概要 |
2015年以降訪日外国人が急増した世界遺産地域「熊野参詣道」は、高齢者の観光従事者が多い。その言語接遇と言語学習ニーズを明らかにするため、宿泊施設と外国人宿泊者 にアンケートおよび聞き取りを実施。宿の7割は、英語での言語接遇に不安を感じていたが、外国人宿泊客の7割は満足と回答した。背景に、地方行政やDMO(観光地域づくり法人)の観光支援があることが明らかになった。一方、宿が提供する食事、食材やアレルギー対応の説明が不満足と感じる外国人宿泊客もおり、宿への再調査を行い、提供する料理、食材などのデータを行政に提出した。行政及びDMOの観光支援システムについて、共著「地域創造と国際戦略」を上梓した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人口減少、高齢化、限界集落といった多くの課題を抱える地域のインバウンド観光における言語接遇ニーズ分析を行った点に社会的意義がある。①高齢者の宿泊従事者の言語接遇の調査、②同地を訪れる外国人観光客の満足度調査、③同様の観光資源を持つ海外の観光地の言語接遇の調査など、多面的に言語接遇の調査を行い、その現状を明らかにした。さらにインバウンド観光を支える行政やDMOの観光支援の調査も行い、地方の世界遺産地域のインバウンド観光、さらに高齢の観光従事者の言語接遇に応用できる事例研究となった。
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