研究課題/領域番号 |
18K00821
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
志柿 光浩 東北大学, 国際文化研究科, 名誉教授 (60215960)
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研究分担者 |
三宅 禎子 岩手県立大学, 公私立大学の部局等, 教授 (30305271)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 言語教育 / スペイン語教育 / 口頭コミュニケーション / パフォーマンス評価 / 評者間信頼性 / テストの実施可能性 / 教育への投資 / 母語話者授業補助者 / 母語話者教育補助者 / スペイン語 / スピーキング能力 / 評価 / 外国語教育 / 実行可能性 / 大学外国語教育 |
研究成果の概要 |
大学の一般教育プログラムの一環として提供されるスペイン語教育カリキュラム内でのスペイン語による「口頭でのやりとり」と「口頭での産出」の評価において有効性、信頼性、良好な波及効果を担保しつつ、実施可能性を確保する具体的手法の開発を試みた。助成金により各授業毎に2名の母語話者授業補助者が配置され、口頭コミュニケーション能力の指導・評価に参加した。複数の母語話者授業補助者の配置が評価の信頼性を高める有効な手段となることが示された。かかる評価態勢の実現には学内外からの予算措置が不可欠である。外国語教育のための財政支援を強化することが、日本の大学における重要な課題の一つであることが改めて確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学一般教育プログラムの一環として提供される外国語教育カリキュラム内での、目標言語による「口頭でのやりとり」と「口頭での産出」に関する評価の重要性は言をまたない。本研究は複数の目標言語母国語話者授業補助者による様々なパフォーマンス評価の実施が、評価の妥当性と有益な波及効果の確保に大きく貢献することを確認した。目標言語の母語話者教師の担当する授業でも、複数の評価者を確保することが不可欠である。しかし、このような指導・評価態勢を実現するためには、学内外からの資金提供が不可欠である。その意味で外国語教育のための財政支援を強化することが、日本の大学における重要な課題の一つであることが改めて確認された。
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