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日本人英語学習者の音韻認識力向上を目指す総合的英単語発音データベースの構築

研究課題

研究課題/領域番号 18K00822
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関東京学芸大学

研究代表者

高山 芳樹  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (10328932)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード発音指導 / 英語音声 / 音素認識 / 音韻認識 / intelligibility / 検定教科書 / 語彙 / 英語教育 / 音節 / 強勢 / 音素 / モーラ / 英語 / 外国語活動 / 発音 / 通じやすさ(intelligibility)
研究成果の概要

本研究では,文部科学省が作成した新学習指導要領対応小学校中学年外国語活動および高学年外国語の教材4冊、2020年度まで使用されていた中学校の検定教科書全6社の計18冊、2018年度の高等学校の進学校、中堅校、非進学校向けの採択率1位の「コミュニケーション英語Ⅰ」の検定教科書3冊に出現する英単語に、発音音声、発音記号や分綴、音韻認識に関わるリズムパターン(いくつの音節から成り、どこに強勢があるかを提示した情報)やオンセット・ライム、子音結合の有無や単語内の位置、対応するカタカナ語に関する情報などを付与した総合的英単語発音データベースを構築し、インターネット上で一般公開した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

小学校の英語指導においては、文字につなげる音への気づきを育てることが大切で、教員は,日英語のリズムの違いを意識させたり,英単語の音節感覚を身に付けさせたりするための教材を考案する必要がある。新学習指導要領では、小・中・高の学校間の接続や発信能力育成の強化を図ることが重視されており、小・中・高の英語学習を通して、国際共通語として「通じる英語」を獲得できるような指導の重要性が高まっている。本データベースは一般公開されており、教員が指導をする際に必要とする特定の単語を瞬時に探し出すことができる。英語教科書に出現する単語に関し、これほど詳細な音韻情報を付したデータベースは本邦初公開である。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (15件)

すべて 2021 2020 2019 その他

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 1件) 図書 (4件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 英単語リズムパターンの視覚提示によって 日本人英語学習者の発音の明瞭性はいかに変化するか ―聞き手が英語の母語話者と非母語話者の場合―2021

    • 著者名/発表者名
      高山芳樹
    • 雑誌名

      『英学論考』

      巻: 49 ページ: 31-42

    • NAID

      40022661164

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [雑誌論文] 小学校の英語の指導で大切なこと~文字指導の大前提となる音の指導をたっぷりと2021

    • 著者名/発表者名
      高山芳樹
    • 雑誌名

      『英語教育』

      巻: 70 ページ: 22-23

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [雑誌論文] 音韻認識・発音の指導に役立つ「総合的英単語発音データベース」の公開2021

    • 著者名/発表者名
      高山芳樹
    • 雑誌名

      『英語教育』

      巻: 70 ページ: 21-21

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 今日から実践できる発音強化法~最強の英語発音ジム~2021

    • 著者名/発表者名
      高山芳樹
    • 学会等名
      株式会社アルク KCフォーラム
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 英語音声指導における口形を「見る」態度の育成の効果 -高学年児童の注視時間・英語能力・意識の変化-2020

    • 著者名/発表者名
      河合裕美・高山芳樹・松尾理恵
    • 学会等名
      第20回 小学校英語教育学会 中部・岐阜大会(オンライン)
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 児童への音韻認識指導のための英単語発音データベースの構築2020

    • 著者名/発表者名
      高山芳樹
    • 学会等名
      第20回 小学校英語教育学会 中部・岐阜大会(オンライン)
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 大学生の日本人英語学習者の音節認識能力を探る ―英単語の「音節の数」をいかに正確に数えられるのか―2019

    • 著者名/発表者名
      高山芳樹
    • 学会等名
      第45回 全国英語教育学会 弘前研究大会(弘前大学)
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 聴覚障害児童が在籍する通常小学校の英語学習環境の実態調査―インクルーシブな通常学級・個別指導連携体制の音声指導を目指して―2019

    • 著者名/発表者名
      河合裕美・松尾理恵・高山芳樹
    • 学会等名
      第19回 小学校英語教育学会 北海道大会(北海道科学大学)
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 通常小学校在籍の聴覚障害児童の英語分節音産出エラーの特徴―摩擦音・破擦音の観察を中心に―2019

    • 著者名/発表者名
      河合裕美・高山芳樹
    • 学会等名
      第33回 日本音声学会 全国大会(清泉女子大学)
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 中学校英語授業における発音指導のミニマム・エッセンシャルズ2019

    • 著者名/発表者名
      高山芳樹
    • 学会等名
      ELEC同友会英語教育学会主催 教科書著者による中・高教科書指導法ワークショップ
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [図書] 『[動画でわかる]英語授業ハンドブック〈小学校編〉』2021

    • 著者名/発表者名
      金谷憲(編集代表)、粕谷恭子・物井尚子(編)、高山芳樹(分担執筆)
    • 総ページ数
      104
    • 出版者
      大修館書店
    • ISBN
      9784469041866
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [図書] 『小学生の英語のギモン相談室』2021

    • 著者名/発表者名
      NHK「基礎英語0」制作班(編)、高山芳樹(分担執筆)
    • 総ページ数
      125
    • 出版者
      NHK出版
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [図書] 『聞いて・見て・まねて覚える英語の音~音声指導はじめの一歩』(仮題)2021

    • 著者名/発表者名
      河合裕美・高山芳樹
    • 総ページ数
      200
    • 出版者
      大修館書店
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [図書] 最強の英語発音ジム~「聞き取る耳」と「通じる発音」をモノにする~2019

    • 著者名/発表者名
      高山芳樹
    • 総ページ数
      217
    • 出版者
      アルク
    • ISBN
      9784757433212
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [備考] 総合的英単語発音データベース

    • URL

      http://www.u-gakugei.ac.jp/~hatsuon/database/

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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