研究課題/領域番号 |
18K00829
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
西川 美香子 京都大学, 工学研究科, 講師 (60448016)
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研究分担者 |
堀口 由貴男 京都大学, 工学研究科, 助教 (50362455)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | Eye-tracking, / Careful reading / Expeditious reading / Summary writing / Language Testing / Eye-tracking / cognitive process / summary writing / careful reading / expeditious reading / eye-tracking / paraphrasing / inquiry-based learning / portfolio |
研究成果の概要 |
本研究ではライティングの認知プロセスに対する学習者の意識を高めることでサマリーライティングのスキル向上を目指す。英語文献を読解して英文サマリーを書く作業に従事する第二言語(L2)学習者の視線運動の特徴を調査し、英語運用能力との間に相関があるかを検証することである。そのために、TOEFL iBT Writing Task 2と同等の模擬テスト環境を用意し、英語運用能力の異なる実験協力者からサマリーライティング時のアイトラッキングデータを収集し分析した。サマリーライティング中の読解行動のアイトラッキングデータから、英語運用能力の高い学習者と低い学習者の特徴を判別が可能なことが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アイトラッキングは、言語スキルの認知プロセスを理解するための調査手段として、近年第二言語習得研究において採用されるケースが増えてきている。この技術を用いることで、学習者の視線が文章中をどのように辿っていたかを詳細に記録することができる。そのため、得られた視線運動のデータを処理することで、リーディングからライティングまでの認知プロセスの各段階を定量的に分析し,それらの特徴を明らかにすることができる可能性がある。我々は、英語運用能力の高い学習者と低い学習者を区別する、サマリーライティングに関わる認知プロセスの特徴を、アイトラッキングデータから特定できると見込む。
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