研究課題/領域番号 |
18K00830
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
當野 能之 大阪大学, 言語文化研究科(言語社会専攻、日本語・日本文化専攻), 講師 (50587855)
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研究分担者 |
南澤 佑樹 大阪大学, 言語文化研究科(言語社会専攻、日本語・日本文化専攻), 招へい研究員 (30852769)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | スウェーデン語 / 不変化詞動詞 / 小辞動詞 / 句動詞 / 分離動詞 / 複雑述語 / 外国語教育 |
研究成果の概要 |
本研究では、スウェーデン語学習において欠かすことのできない不変化詞動詞(英語の句動詞・ドイツ語の分離動詞に相当)の語彙集を作成することを目的とした。まず、利用可能なコーパスデーターや語彙リストを活用し、基本的な不変化詞および不変化詞動詞を抽出した。その上で、不変化詞および不変化詞動詞の意味記述・例文とその日本語訳の作成・構文情報の付与などを行い、最終的に「不変化詞動詞概説」、「不変化詞の意味と用法」、「基本不変化詞動詞リスト」の3章から成る「スウェーデン語基本不変化詞動詞リスト」を編纂し、ネット上に公開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本では英語学とドイツ語学の長い伝統において、不変化詞動詞に相当する句動詞(英語)及び、分離動詞(ドイツ語)の膨大な研究がある。一方、同じゲルマン語に属するスウェーデン語については、(不変化詞動詞のに限らず)未だ研究の質・量ともに両言語の研究には及ばない。日本のゲルマン語研究における空白を埋め、寄与したことに本研究の学術的意義があるものと考えられる。 次に社会的意義であるが、日本におけるスウェーデン語学習環境は徐々に整えられてきているが、英語やドイツ語のような言語に比べて遅れていることは明らかである。本リストの公開は、日本におけるスウェーデン語学習者にとって意義のあるものであると思われる。
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