研究課題/領域番号 |
18K00840
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 津田塾大学 (2020-2022) 東京国際大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
成田 真澄 津田塾大学, 総合政策学部, 教授 (50383162)
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研究分担者 |
野田 小枝子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (60408474)
奥脇 奈津美 津田塾大学, 総合政策学部, 教授 (60363884)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 英文要約 / 技能統合型ライティング / 要約文評価 / 要約文の言語的特徴 / 英語ライティング指導 / 英文ライティング / 英語要約文作成指導 / 英語ライティング / 要約文作成指導 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本人大学生が英語の文章を読んで英語で要約を作成する技能統合型英文ライティング能力に着目し、優れた英文要約の言語的特徴を分析し、その結果を実際の英文要約指導に活かすことを目指した。 具体的には、英文要約作成をオンラインで行える実験環境を準備し、収集した英語要約文を量的かつ質的に分析した。評点の高い英文要約では、元の文章の内容を自分の言葉で言い換える試みがより顕著に観察された。しかし、要約文に求められる伝達動詞の使用や名詞句の構造的複雑性に関して改善であることがわかった。 実際の英文要約指導により、技能統合型ライティング能力の育成と定着には継続的指導が不可欠であることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グローバル化が進む社会において、英語で書かれた文章を正確に理解し、その内容を短くまとめた上で自身の意見を発信すること、あるいは先行研究を読んで適切にまとめた上で自身の研究課題を明らかにすることは重要な意味と役割を持っている。 文章を読んでまとめるという2つの言語スキルを統合した「要約文の作成」は、独立した1つの英文を作成するよりもはるかに難しいが、この「要約力」を育成することは喫緊の課題である。 優れた英文要約に求められる言語的特徴を明らかにして英語ライティング指導に活かし、継続的な教育実践を通して指導法を改善していく意義は大きい。
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