研究課題/領域番号 |
18K00871
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
長崎 睦子 愛媛大学, 教育・学生支援機構, 准教授 (90406546)
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研究分担者 |
折本 素 愛媛大学, 教育・学生支援機構, 教授 (20194649)
ARMITAGE KRISTIN 愛媛大学, 教育・学生支援機構, 助教 (70765809)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | Interactive Rehearsal / Individual Rehearsal / Peer Review / Noticing / ペアリハーサル / 個人リハーサル / ピアレビュー / 会話評価ルーブリック / ペア・リハーサル / コミュニケーション能力 / 会話ルーブリック / リハーサル / 気づき / スピーキング / ダイアローグ |
研究成果の概要 |
本研究は,3年間の研究期間で次のことを明らかにした。(1)ペア(インタラクティブ)・リハーサル,個人リハーサル共に,リハーサル回数が増えれば増えるほど,英語コミュニケーション・テストの点数が伸びる傾向にあり,特に,個人リハーサルは,「考えや意見を述べる能力」と「語彙力」の向上に,ペア・リハーサルは,「会話を始め閉める能力」の向上に効果がある;(2)個人またはペアによるどちらか一方のリハーサルだけであっても,繰り返しそのリハーサルに取り組むと,会話テスト,スピーチテストの両方においてスピーキング力が向上する;(3)個人レビューとピア・レビューは,スピーキングの異なる要素に学習者の注意を向ける。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は次の3点にまとめられる。 (1)授業活動とそのリハーサルを有機的に組み合わせることで,授業外での英語コミュニケーション活動の機会を着実に増やすことができた。(2)繰り返し口頭リハーサル(ペアリハーサルおよび個人リハーサル)に取り組めば取り組むほど,会話テストの点数が向上する傾向にあることが分かり,日本にいても英語コミュニケーション力を向上できる学習法を提示できた。(3)英語コミュニケーション能力を測る手段として,ルーブリックを使った信頼性と妥当性の高い評価法を確立できた。
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