研究課題/領域番号 |
18K00885
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
コリンズ ピーター 東海大学, 語学教育センター, 教授 (10307241)
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研究分担者 |
藤枝 美穂 大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (20328173)
鈴木 広子 東海大学, 付置研究所, 教授 (50191789)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | Reading processes / Taxonomy / Scaffolding activities / Protocol analysis / EAP course design / Tertiary education / Reading Processes / Output Hypothesis / Activity Scaffolding / Text Analysis / EAP / Course Design / Tertiary Education / Reading and writing / Learner autonomy / Language development / Course design |
研究成果の概要 |
本研究は、EAP(専門分野に関連した基礎英語)のリーディング・ライティング活動を通して、学習者英語の変化から理解の深さを調査・分析した。事前調査から、研究対象の大学初年次生は、EAP教育のための言語知識および活動を遂行するスキルが十分にないことが明らかになった。そこで、高次思考スキルの伸長をめざしたコース設計と教材開発を行い、授業実践を行った。学習者英語を定量的に、また、質的に分析したとこと、リーディング活動における自分の役割を理解し、文脈の中で読み、書くことにより、キーワードの選択、使い方、複合的な構文の利用という点で改善がみられ、要点を把握し、読んだ内容をより的確に表現するようになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本実践研究は、開発したコース設計の基盤となるタキソノミーを利用した一連のコミュニケーション活動の教育的枠組みを構築し、学習者英語の変化を分析した。その結果、EAPのコミュニケーション能力は、言語知識の習得、読み書き活動の単なる積み重ねだけでなく、背景知識・文脈を利用した内容把握から学習言語(EAP)を利用することによって言語知識を学習していく、いわばトップ・ダウン過程の重要性を示唆している。
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