研究課題/領域番号 |
18K00888
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
坂本 旬 法政大学, キャリアデザイン学部, 教授 (60287836)
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研究分担者 |
坂本 ひとみ 東洋学園大学, グローバル・コミュニケーション学部, 教授 (10205776)
寺崎 里水 法政大学, キャリアデザイン学部, 教授 (70432028)
長岡 智寿子 田園調布学園大学, 人間科学部, 准教授 (20738273)
村上 郷子 法政大学, その他部局等, 講師 (80383131)
菅原 真悟 法政大学, その他部局等, 講師 (00745052)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | メディアリテラシー / 内容言語統合型学習 / 英語教育 / 異文化理解教育 / 異文化交流教育 / 国際協働学習 / ESD / SDGs / 小学校英語教育 / メディア・リテラシー教育 / 異文化間交流 / 映像教育 / 内容言語統合型学 / ユネスコスクール / メディア情報リテラシー / 異文化理解 / 外国語教育 / 異文化交流 |
研究成果の概要 |
本研究は2018年度から3年計画で言語学習におけるCLIL(内容言語統合型学習)理論と異文化コミュニケーション学習におけるMILID(メディア情報リテラシーと異文化対話)理論を統合し、タブレット端末を用いた海外の学校とのビデオレターによる異文化交流学習の有効性を検証することを目的とした。これらの研究の成果として、2021年2月に『地域と世界をつなぐSDGsの教育学』(法政大学出版局)を出版した。本書は、CLILによる言語リテラシーとMILIDによるメディア情報リテラシーの統合がデジタル時代のSDGsの教育学に不可欠な要素であることを示している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小学校英語が教科となり、英語教育の重要性が社会的に高まった。本研究は、英語と映像を用いて海外の小学生と交流する体験をすると、英語学習への学習意欲が高まることを明らかにした。さらに地域の課題を世界の課題と結びつけて考え、行動する能力の育成はSDGsの教育である。映像を読み解き、創造してコミュニケーションする能力はメディアリテラシーであり、言語リテラシーとメディアリテラシーがその基礎である。このようにして、本研究は「SDGsの教育学」を構想し、一冊の本にまとめることができた。そして、実践的には国際協働学習を進める国際的団体のiEARNとユネスコスクールや福島県の復興教育との接合を実現した。
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