研究課題/領域番号 |
18K00892
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 豊田工業大学 |
研究代表者 |
伊東 田恵 豊田工業大学, 工学部, 特任准教授 (40319372)
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研究分担者 |
石川 有香 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40341226)
内藤 哲雄 明治学院大学, 国際平和研究所, 研究員 (20172249)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | セルフ・アクセス・センター / 動機づけ / 短期海外留学 / 正課外英語活動 / PAC分析 / 英語教育 / 短期海外語学留学 / 体験型英語学習 / グローバル人材 / 学習環境 / 自律学習 / セルフアクセスセンター / 短期英語留学 |
研究成果の概要 |
本研究では、グローバル人材育成のための方策として、体験型の学習環境モデルを研究した。体験型の学習環境として、セルフ・アクセス・センター(以下、SAC)での正課外英語活動の効果を多角的に検証した。1学期間のSACでのコミュニケーション活動の時間が平均より長いグループではスピーキングの流暢さが有意に上昇した。事例研究では、SACの活動を経験した学生、短期留学に参加した学生、両方に参加した学生の意識と行動の変容を、PAC分析で広範囲に探索した。その結果、海外経験がなくてもSACの英語活動で小さな成功体験を重ねれば、英語での会話や対人関係に自信が付き、異文化間の交流に積極的になれる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、大学が設置する体験型のSACや大型の体験型研修施設などで、留学以外でも英語がコミュニケーションのツールとして使用される環境に身を置くことが可能になった。短期留学による異文化体験は貴重であるが、高額な費用がかかる。大学が設置するSACは無料で卒業まで継続して利用できるため、価値が高い。本研究で、SACの英語活動に継続的に参加すると、英語への苦手意識が払拭されたり、異文化間のコミュニケーションの積極性が培われたりすることが示された。短期の語学留学を、より有意義なものとする点でも優れていることもわかり、本研究は日本人の英語力の向上に大きく貢献する。
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