研究課題/領域番号 |
18K00895
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 大阪電気通信大学 |
研究代表者 |
南津 佳広 大阪電気通信大学, 共通教育機構, 准教授 (70616292)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | メタ言語能力 / TILT / 逐次通訳 / 字幕翻訳 / メタ言語使用 / パラフレーズ / 通訳 / 翻訳 / 語用論 / メタ言語分析 / ノートテーキング / 言語習得 / 通訳翻訳訓練技法 / 外国語教育 |
研究成果の概要 |
本研究では、言語産出局面における語用論的・修辞的調整に焦点をあて、TILT(言語教育における通訳翻訳訓練技法)を導入することで、語用論的・修辞的調整も加えて訳出言語で表現することを可能にするための教授法を検討した。そのためには、文法訳と語用論的翻訳という2段階の翻訳を導入する必要があり、学習者は徐々に文脈を考慮した異文化媒介翻訳を意識するようになった。さらに、「飽和化」・「アドホック概念構築」などの語用論的操作を安定的に行えることも明らかとなった。また、字幕編集するすることで、コミュニケーション機能や意識し、「省略」・「言い換え」・「格関係の変化」の3つの方略を安定的に使用することも分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、TILTが関与する「メタ言語能力」に焦点をあて、学習者の言語産出を促進することで、TILTがもたらす「メタ言語能力」への具体的な効果を検証することが目的である。TILTを導入することで、語用論的・修辞的調整も加えて妥当な訳出言語で表現することを可能にするための教授法を検討した。その結果、語用論的に妥当な訳出を行わせるには、意味論的な言語産出プランをもとに語用論的な調整を加える訳出プロセスの必要性であり、メタ言語使用を可視化させることがより安定的な言語産出を促すことを実証することができた。
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