研究課題/領域番号 |
18K00896
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
服部 圭子 近畿大学, 近畿大学 生物理工学部, 教授 (30446009)
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研究分担者 |
酒勾 康裕 近畿大学, 国際学部, 准教授 (00510497)
高橋 朋子 近畿大学, 語学教育センター, 准教授 (30635165)
武知 薫子 近畿大学, 医学部, 講師 (90724865)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | グローバル人材育成 / 大学留学プログラム / 長期韓国留学 / 事前・事後研修 / 質的研究 / 異文化コミュニケーション能力 / 教材開発 / 留学の学びと継続性 / 質的・量的研究 / EQ / コンピテンシーの育成 / グローバル人材 / 長期留学 / 韓国留学 / 留学プログラム |
研究成果の概要 |
本研究は1年間の韓国への長期留学における学生らの異文化間のトラブル・誤解・摩擦の発生と解消の過程,自己の気づきの変容を質的に観察・分析し、グローバル人材の普遍的要素の解明や、大学留学プログラム構築への貢献を目的とした。 留学前後のアンケート、留学中のレポート、留学後のインタビューをデータとした。出発前後のアンケートではEQ(Emotional Intelligence Quotient)の変化に注目し、4つの要因(他者との共生、社会への積極的な対応、他者への共感、失敗への不安)を得た。 それらを基に、事前・事後研修に有効なカード教材を開発した。韓国以外の留学を対象とした教材への発展が課題である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「グローバル人材」育成を目指した留学プログラムの検証・発展させることを念頭に行った研究である。英語圏への短期留学を対象とした研究が多い中、韓国に長期留学した学生の学びを分析し、留学プログラムの再構築に向けて提案をすることにも意義があると考える。留学中のレポートや帰国後のインタビューをもとに、留学中の異文化体験を通した学びや気づきの変容、トラブルや摩擦の解消などについて質的・量的の両側面から分析した。それらのデータをもとに、実際の留学事前研修で利用可能な教材を作成し提案したことは、今後のプログラム検討に貢献するものであるとともに、韓国以外の留学全般にも利用可能な教材案を提示したことは意義ある。
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