研究課題/領域番号 |
18K00898
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
|
研究機関 | 滋賀大学 (2019-2023) 広島経済大学 (2018) |
研究代表者 |
田中 佑美 滋賀大学, 教育学系, 准教授 (00345448)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 自己決定理論 / 異文化経験 / 英語コミュニケーション能力 / 動機づけ / 小学生 / 家庭学習 / 英語学習 / 内発的動機づけ / 外発的動機づけ |
研究成果の概要 |
本縦断的研究では、異文化経験が英語コミュニケーション能力と動機づけへ与える影響を検証した。その結果、海外滞在経験がある児童群が常に高い英語コミュニケーション能力を有していることが明らかになった。内発的動機づけについては、5年次には、海外経験(滞在・旅行)を有する児童群が、海外経験がない児童群より高い動機づけを有していたが、その差は6年次には消えていた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の意義は、小学校の英語教育において、異文化経験に関わる教育的示唆を得たことにある。具体的には、英語コミュニケーション能力の向上には、海外滞在経験が有効であり、どのような形態で児童が異文化経験を有するかが重要となる。一方で、内発的動機づけには、滞在や旅行といった経験の形態に関わらず、海外経験を有することで効果が見込まれる。ただし、児童が内発的動機づけを長期間維持することが難しいことも本研究から明らかになったため、定期的に異文化経験が感じられる活動をカリキュラムに取り入れる必要性を指摘することができた。
|