研究課題/領域番号 |
18K00900
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 大阪女学院短期大学 (2020-2021) 関西外国語大学短期大学部 (2018-2019) |
研究代表者 |
仲川 浩世 大阪女学院短期大学, 英語科, 教授 (70571595)
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研究分担者 |
山本 淳子 大阪女学院大学, 国際・英語学部, 教授 (30372832)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 英語ライティング / 協同学習 / 修正フィードバック支援 / 学習意欲 / 課題 / 動機づけ / 修正フィードバック / 学習支援 / 意識の変容 / 動機付け / ICT / 教材 |
研究成果の概要 |
本研究は、対象を学習意欲の低い初・中級レベルの大学生に限定し、第二言語ライティング・修正フィードバック支援を理論的に考察し、教員主導型の3つの実践の効果を探ることを目的とする。まず「ライティング協同学習支援法」を構築し、授業内で実践を行った。次に、教員による学習者の気づきを促す「内省的フィードバック」を与え、自分の誤りを省みる内省的な書き手育成を試みた。最後に、新型コロナウイルス感染拡大の影響のため、遠隔でも取り組みが可能となる授業外課題を考案した。その結果、本研究は調査協力者のライティングに対する苦手意識を軽減させ、自律的な書き手育成に寄与したことが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本調査では、対象を学習意欲の低い初・中級レベルの学習者に焦点を当て、教員によるフィードバック支援を通した実践研究を実施した。学習者のフィードバックに対する姿勢や志向の違いから、ライティング能力の発達は異なる。そのため、習熟度や学習意欲に見合ったニーズ分析と、学習方略を考慮した支援法の考案が求められた。また、教室外においても、教員と学習者間のコミュニケーションの促進によって、ライティング能力の発達と学習意欲の向上が可能となった。このように、教員のフィードバック支援を基にした実践研究の枠組みを提示し、今後の指導法の方向性が示唆されたという点において、本研究は意義あるものとみなされる。
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