研究課題/領域番号 |
18K00905
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03010:史学一般関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岡 美穂子 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 准教授 (30361653)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 海域アジア史 / 日本宗教史 / キリシタン / 日本人宣教者 / イエズス会 / 南蛮貿易 / 仏教とキリシタン / 不干斎ファビアン / イエズス会の日本人 / 適応主義 / 天正少年遣欧使節 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、16・17世紀のイエズス会の日本布教において、これまでその存在がほとんど語られてこなかった日本人の宣教者の実情を明らかにすることであった。ここでは、日本人修道士に加え、正式にはイエズス会員としては認可されていなかったセミナリオの学生、修道士(イルマン)見習い、或いは修道施設内部の「高度な雑役」の担い手である「同宿」を研究対象とした。具体的には、本邦においては未刊の欧文史料(主にローマイエズス会文書館所蔵史料)の収集・分析を中心に、これまでヨーロッパ人宣教師を主体に語られてきた、従来の日本のキリスト教布教史に、全く異なる見方を導入することを試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究期間には、3冊の英文図書を出版した。うち単著であるThe Namban Tradeは海外の学術雑誌3冊において書評が掲載され、海外の著名な賞を受賞した。直結する研究成果は、2022年中に刊行予定であるCambridge History of Japan vol.1に英文論文(単著)として採用され、日本語でも講座論文等を執筆し、社会に広く認知された。
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