研究課題/領域番号 |
18K00921
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03020:日本史関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
三宅 明正 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 名誉教授 (30174139)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 労働史 / 史料 / 日本近現代史 / 史料公開 / 企業文書 / 労働組合 / 近現代史 / 史料論 / 日本研究 |
研究成果の概要 |
本研究を組織する三宅明正は、1970年代後半から日本各地の企業(事業所)や労働組合を訪れて、従来利用されてこなかった日本の労働史にかかわる史資料を調査収集し、さらに1990年代からはアメリカの文書館や労働団体が所蔵する日本労働史の史資料を探し出し、それらを利用して研究を進め、日本の労働の歴史的特質の究明に努めてきた。それは、日本の労働者には「従業員」という性格が強く、それが労使の相互作用によって歴史的に作られたことである。 本研究は、三宅がこれまでに収集してきたこれらの日本労働史に関する史資料を、分類、整理の上で電子媒体化し、学術研究のために他者が広く利用可能な形にしようとしたものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、日本近現代の労働史を専門とする三宅明正が、1975年以降各地の企業、工場や労働組合事務所等を尋ねて収集してきた、労働の歴史に関する史資料を電子化し、分類・整理して、広く他者が利用できるようにしたものである。この作業によって当該分野の研究の進展が予想され、それは日本の労働の歴史的な特質の解明に一定の役割を果たすという社会的な意義があると考えられる。
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