研究課題/領域番号 |
18K00958
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03020:日本史関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
福家 崇洋 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (80449503)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 宮崎滔天 / 宮崎龍介 / 日中交渉 / 大正デモクラシー / 吉野作造 / 北一輝 / 無産政党 / 辛亥革命 / 桃中軒雲右衛門 / 社会民衆党 / 社会大衆党 / 全国労農大衆党 / 白蓮事件 / 日中交流史 / アジア主義 |
研究成果の概要 |
明治期以降、民間の日中交渉を担ってきた宮崎家には、さまざまな貴重な歴史資料が所蔵されている。そのうち、本研究計画では、孫文ら中国人革命運動家を支援した宮崎滔天の関係資料を中心に整理し、資料目録を作成して公開した。また同資料のうち貴重な資料の一部を翻刻・公開した。あわせて資料調査の過程で発見された諸資料を用いて、日本近現代史に関わる研究報告を行い、学術論文を発表して、日本史研究及び日中交渉史研究に貢献した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
宮崎家に所蔵される宮崎滔天関係資料は『宮崎滔天全集』に翻刻・収録されていたが、今回の調査でそれ以外の貴重な資料も存在することが明らかになった。本研究計画では、宮崎家にある宮崎滔天関係資料の目録を作成し、そのうち貴重なものの一部を翻刻して公開したことに学術的意義がある。宮崎滔天関係資料には日中交流関係史を検証するうえで重要な資料も数多く含まれ、現在及び未来の日中交流の指針を考えるうえでも大きな社会的意義を有する。
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