研究課題/領域番号 |
18K00969
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03020:日本史関連
|
研究機関 | 長野大学 |
研究代表者 |
相川 陽一 長野大学, 環境ツーリズム学部, 教授 (90712133)
|
研究分担者 |
新井 勝紘 専修大学, その他部局等, 参与 (40222707)
原山 浩介 日本大学, 法学部, 教授 (50413894)
白井 哲哉 筑波大学, 図書館情報メディア系, 教授 (70568211)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 20世紀 / 戦後史 / 社会運動 / アーカイブズ / 記録映画 / オーラルヒストリー / 学際研究 / 成田空港 / 現代史 / 史資料 / 三里塚闘争 / 戦後日本 / アーカイブ |
研究成果の概要 |
21世紀を迎え、20世紀後半を対象とした歴史研究の重要性が増している。本研究は、1960年代から1970年代の日本社会で展開された社会運動について、研究機関や資料館等に収蔵された社会運動資料群の形成過程と全体構造を把握し、歴史学、アーカイブズ学、社会学の領域横断的な研究により、これらの史資料が有する学術的な意義を一次資料によって解明した。合わせて、資料の収集、整理、研究活用、展示活用の各段階における課題と対応方法を文書資料と視聴覚資料の双方について整理し、実証研究の射程を1970年代まで伸ばすことができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、歴史学、アーカイブズ学、社会学の3分野が連携して、学術的な評価が定まり難かった高度成長期の社会運動について、一次資料に依拠した総合的な研究を行ったことにある。1960年代から1970年代の社会運動は、長らく歴史研究の対象とならず、ともすれば価値判断が先行する議論が行われ、一次資料を用いた研究の停滞や史資料を博物館展示や教育等に活かし難い状況が続いてきた。本研究は3分野の連携のもとで、成田空港 空と大地の歴史館の収蔵資料を活用した実証研究を進め、この状況を打開することを試みてきた。
|