研究課題/領域番号 |
18K00973
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03020:日本史関連
|
研究機関 | 千葉大学 (2019-2020) 早稲田大学 (2018) |
研究代表者 |
伊東 久智 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 助教 (90434373)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 日本近現代史 / 青年 / 学生 / 政治運動 / 社会運動 |
研究成果の概要 |
本研究は、第一次大戦後における①地域青年党運動(農村部)と②学生社会運動(都市部)との関係性を、双方の比較対照によって解明することを目的として実施された。具体的には、①愛媛・大分両県の地域青年党と総選挙との関わり、②建設者同盟の「理論家」・田所輝明の思想・運動構想を、それぞれ事例・テーマとして設定した。それによって、1924~25年頃に地域青年党運動の活性化がみられ、また学生社会運動の側からの地域への働きかけも開始されることが確認された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、明治後期~第一次大戦期における若者の政治運動(「院外青年」運動)についての研究実績を踏まえつつ(その延長線上において)、従来別個に研究されてきた地域青年党運動(農村部)と学生社会運動(都市部)を、第一次大戦後における若者の政治的活性化という文脈において比較対照し、総合的に把握するための結節点を見出したことに求められる。
|