研究課題/領域番号 |
18K00976
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03020:日本史関連
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
吉野 秋二 京都産業大学, 文化学部, 教授 (50403324)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 山背 / 氏族 / 地域社会 / 地域開発 / 古代寺院 / 寺社史料 / 地域史 / 学際的研究 / 山城 / 古代氏族 / 開発史 / 山城(山背) / 行基寺院 / 秦氏 / 紀伊郡 / 葛野郡 / 平安京 / 山城北部 / 学際研究 |
研究成果の概要 |
本研究は、古墳時代~平安時代、山城北部地域を主たる対象として、氏族を主体とする地域開発の史的展開を考察し、評価したものである。 本研究の対象地域には、秦氏などの古代氏族が居住し、公権力と関わりながら、開発主体として通時代的に活動する。本研究は、寺社史料などを活用し、長岡京・平安京遷都の前後を通じて、山城北部の地域開発を考察する。対象地域に関しては、考古学・歴史地理学など隣接諸科学においても、重厚な調査・研究の蓄積がある。本研究では、都城制・寺院史・庭園史分野における学際的研究の経験を踏まえ、古代地域史研究の範となる水準を目指した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本古代の地域開発史に関しては、都城制研究と村落史研究において研究の蓄積がある。しかし、両者を総合する試みは、西大寺所蔵絵図を活用した研究など、平城京・周辺域で部分的に実施されているに過ぎない。長岡京・平安京周辺地域に関していえば、良質な自治体史は存在するものの総じて研究が遅れている。本研究の研究成果の意義は大きい。 研究代表者は、出土文字史料の解読調査等を通じて、京都市・近郊地域の調査・研究機関の構成員と日常的に交流し、地域に即した研究・教育を実践しているている。本研究は、長期的視座に立ち、そうした活動の基盤形成を図ったものでもある。
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