研究課題/領域番号 |
18K00978
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03020:日本史関連
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研究機関 | 園田学園女子大学 |
研究代表者 |
大江 篤 園田学園女子大学, 経営学部, 教授 (10289051)
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研究分担者 |
久禮 旦雄 京都産業大学, 法学部, 准教授 (50726990)
佐々木 聡 金沢学院大学, 文学部, 講師 (60704963)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 怪異 / 亀卜 / 骨卜 / 大嘗祭 / 祥瑞災異 / 六壬式占 / 知の流通 / 殷墟 / 祥瑞災異説 / 天人相関思想 / 鈴鹿家宮廷史料 / 魔除け / 吉兆 / 鈴鹿家宮廷資料 / 斎田点定の儀 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本古代における中国の怪異・卜占をめぐる知識と技術の受容について明らかにすることをめざした。1)卜占の知識と技術の伝来と受容の実相を明らかにした。2)祥瑞災異思想の受容についての書物を比較検討した。3)怪異・卜占知識の国家管理の実態を解明した。具体的には、日本古代において怪異を解説する役割を担った神祇官と陰陽寮に着目した。 研究成果として、『怪異学の地平』『皇位継承の歴史と儀礼』『怪異学講義 王権・信仰・いとなみ』を刊行し、特別展「吉兆と魔除け」を開催、小冊子を作成した。また、中国殷墟等への海外調査をふまえたシンポジウムをはじめ、毎年、研究会で議論を深め、今後の研究課題を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、中国の怪異・卜占をめぐる知識、およびそれに伴う技術・技能が、日本の 古代社会において、いかなる経緯でもたらされ、受容されたかについて、学際的視座に立つことで、従来とは異なる東アジアの<知の流通>のあり方を明らかにした。 また、研究期間中に実施された天皇即位の行事において亀卜が実施されたことを契機に、近世大嘗祭に係る新たな史料の調査を実施することができ、日本古代にとどまらず日本社会における知と技の伝播と伝承について新たな研究課題を見出すことができた。
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