研究課題/領域番号 |
18K01017
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03030:アジア史およびアフリカ史関連
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研究機関 | 神戸女子大学 (2019-2022) 青山学院女子短期大学 (2018) |
研究代表者 |
鈴木 宏節 神戸女子大学, 文学部, 准教授 (10609374)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 突厥 / 突厥碑文 / 古代トルコ / モンゴル / 遊牧民 / トルコ / 中央ユーラシア / 北アジア / 突厥文字 / テュルク / 拓本 / ウイグル |
研究成果の概要 |
本研究は、中央ユーラシアの遊牧民史上はじめての文献史料である突厥碑文のテキストを世界に発信してゆくための第一歩である。国内のアクセス可能な複数のキョル=テギン碑文拓本を撮影し、それらを画像処理することで突厥碑文のアーカイブ化を企図した。日本国に所蔵されている、現在のモンゴル国における文化遺産をオープンソースとするための基礎作業である。具体的には広島大学と立命館大学に所蔵されているキョル=テギン碑文の拓本を撮影し、検証可能なデジタル画像を製作した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国内における網羅的な調査活動にはならなかったものの、可能な限りの拓本調査と撮影により、キョル=テギン碑文の拓本画像については十分な画質の資料を複数得ることができた。これによって、碑文の所在地についての情報、碑文や遺跡についての先行研究のリスト、拓本の版本についての情報などを画像情報にリンクさせることができる。今後の原典史料の検討を可能にする研究材料を斯学に提供できるのであり、研究の基盤を構築できたと言える。
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