研究課題/領域番号 |
18K01025
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
和田 光弘 名古屋大学, 人文学研究科, 教授 (10220964)
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研究分担者 |
森脇 由美子 三重大学, 人文学部, 教授 (10314105)
久田 由佳子 愛知県立大学, 外国語学部, 教授 (40300131)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | アメリカ史 / アトランティック・ヒストリー / 大西洋史 / エヴァンズ・データベース / オネイダ湖運河 / S・ベッカート / 奴隷制討論禁止規則 |
研究成果の概要 |
本研究は、アメリカ史における最新のアプローチ、アトランティック・ヒストリー(大西洋史)の有用性を新史料に基づき実証するとともに、かかる共同研究を通じて、東海地区の主要国公立大学3校のアメリカ史研究者間のネットワークを構築しようとするものである。本研究では大西洋史の理論的彫琢を深めるため、大西洋史研究の泰斗M・レディカー教授と連絡を密にするとともに、研究代表者・研究分担者がそれぞれ担当するテーマのもと、当該アプローチを援用しつつ、独自に米国の市井より入手して私蔵している未刊行手稿史料のオリジナル等を中心とする一次史料の読み込みと分析をおこない、アトランティック・ヒストリーの実証的な深化を試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究においては、文書館等に収められていない新たな史料の「発掘」、入手、翻刻、紹介の試みを積極的に実践し、さらにアメリカ史における新たなアプローチたるアトランティック・ヒストリー(大西洋史)の視点を加えて分析することで、外国人研究者としての可能性の範囲を広げ得たと考える。その際、東海地区3大学の初期アメリカ史研究者がともに課題に挑み、文献収集の効率化なども含めて連携を推し進めた。また、大西洋史研究の第一人者M・レディカー教授を招聘して公開講演会を開催し、アトランティック・ヒストリーの成果を広く社会に還元するとともに、研究代表者は岩波新書を上梓して、当該アプローチの有効性について啓蒙に努めた。
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