研究課題/領域番号 |
18K01037
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
水井 万里子 九州工業大学, 教養教育院, 教授 (90336090)
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研究分担者 |
辻本 諭 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (50706934)
和田 郁子 岡山大学, 社会文化科学研究科, 准教授 (80600717)
大澤 広晃 法政大学, 文学部, 准教授 (90598781)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 移動 / 史料 / 東インド会社 / メソジスト教団 / イギリス軍事史 / 南部アフリカ / 長距離航路 / イギリス人宣教師 / イギリス陸軍 / イギリス東インド会社 / オランダ東インド会社 / ヨーロッパ系史料 / ケープ / 接触領域 / 交流 / 史料研究 / 西欧系社会集団 |
研究成果の概要 |
本課題の実績として、2018年度、2019年度に移動と史料に関する研究会を実施し、個別の資料収集・分析状況を報告、あわせて2021年度に出版した共著の図書の編集打合せを行った。また、史料収集のための調査については、研究代表者水井はイギリス東インド会社の資料収集をロンドンのBritish Libraryで実施、辻本が同じくロンドンで軍事史関連の史料を収集した。採択2年度目に予定していた南アフリカの史料調査、イギリス、オランダでの調査については、感染症の世界的な蔓延状況から実施を見合わせることとなった。このため、オンライン収集史料、手持ち史料、刊行史料を加えた研究成果を2021年度に出版した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
下記の成果論文集を2021年度に出版し、移動史料の特徴を学術的かつ広く一般に理解されるよう努めた。水井万里子、大澤広晃他編著『史料が語る東インド航路 ―移動がうみだす接触領域―』勉誠出版、2021年。うち、水井万里子「18世紀末から19世紀初頭のセント・ヘレナ島における移動と接触 」は東インド会社史料の接触領域分析における有効性を検証した。また大澤広晃によるメソディスト宣教団の史料の特徴に関して、辻本諭の英領ケープ植民地における陸軍と関連史料 1775~1820年、和田郁子のオランダ東インド会社のケープ居留地建設についての論考が本研究課題の根幹に関わる成果としてあげられる。
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