研究課題/領域番号 |
18K01052
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
小川 真和子 立命館大学, 文学部, 教授 (60443610)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ハワイ史 / 日米関係史 / 水産史 / ハワイ / 日本人移民史 / 海洋史 / ハワイ準州 / 真珠 / 水産業 / 核実験 / マーシャル諸島 / ハワイ日系移民史 / ハワイ水産史 / 冷戦初期 / 水産業史 / 太平洋史 / 民間交流史 |
研究成果の概要 |
本研究では、20世紀前半におけるハワイの日系水産業の歴史的展開について、20世紀初頭から1920年代、日米関係が悪化する1930年代から開戦、そして開戦時から終戦、冷戦初期にかけての、それぞれの時期について、日系水産業者が出身地である日本、ホスト側であるハワイ準州政財界やアメリカ連邦政府、議会、大統領府と、どのような関係を築きながら事業の拡大を図ったのかという点の解明を目指した。そして1920年代以降、ハワイ準州政府と日系水産業が協調関係を築いていたこと、さらにハワイ準州と日系水産業者が日本人の排斥を推進する連邦政府や軍部と対立しつつ、一貫して産業の発展を目指していたことを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究代表者が行った研究成果の一部は、一般向け単行本(『海をめぐる対話 ハワイと日本』2019年)をはじめ、共著書や学術論文にまとめて公刊、もしくは公刊予定である。
さらに本研究代表者は山口大学山口学研究センター主催「人の移動が創る世界」(2019年)への登壇を通して、山口県から海外への移民史に関心を持つ研究者のみならず、そのテーマに関心を持つ市民や行政関係者へ情報提供を行った。また研究成果の一部を和歌山県主催の和歌山県人会世界大会(2019年)に提供するなど、研究成果を学術界のみならず、広く一般社会へ還元した。
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