研究課題/領域番号 |
18K01105
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03070:博物館学関連
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
村田 麻里子 関西大学, 社会学部, 教授 (50411294)
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研究分担者 |
谷川 竜一 金沢大学, 新学術創成研究機構, 准教授 (10396913)
宮田 雅子 愛知淑徳大学, 創造表現学部, 教授 (20431976)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ミュージアム / 多様性 / 多文化共生 / 学芸員課程 / 博物館情報・メディア論 / 教材 / ワークショップ / 多様性(ダイバーシティ) / 地域 / アートセンター / アイヌ文化 / エンターテインメント / 展示手法 / コミュニティ / 関係性の構築 / コレクション・マネージメント |
研究成果の概要 |
本研究は、ミュージアムが文化的多様性への対応という社会的要請に対してどのような形で応えているのかについて、具体的に捉えるための分析枠組みを手に入れることを目的とした。東京2020オリンピック・パラリンピックを機に、日本の組織でも多様な人々の包摂が求められるようになった状況に対して、日本のミュージアムは果たしてどのように向き合っているのか、あるいは向き合えるのかを検討すると同時に、それらの取り組みを学芸員課程を学ぶ学生達や、博物館関係者自らが可視化し、議論を深めるための方法論を模索した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2つの点で意義があると考える。まず、日本の文脈における文化的多様性について考え、それを追求できるひとつの方法論を提案できたことである。多様性という概念は、欧米から入ってきたものであるため、日本における多様性を再定義しなければ、追求可能なものにはならない。 次に、それを実際に、博物館に関心のある学生が学芸員課程で取り組んだり、博物館の現場スタッフが取り組んで、自らの考えや館の方針を明確化させたりするための、教材という形にしたことである。
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