研究課題/領域番号 |
18K01106
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03070:博物館学関連
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研究機関 | 九州産業大学 |
研究代表者 |
緒方 泉 九州産業大学, 地域共創学部, 教授 (10572141)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 学芸員 / 学習コンテンツ / オンライン学習 / 反転学習 / 学習環境整備 / 学びを止めない / 反転授業 / 外化と内化の往還 / 学習評価 / 学習履歴 / 授業デザイン / 博物館学 / 職業訓練教育 / 学習支援 |
研究成果の概要 |
現在、学芸員の約半数が非正規学芸員であることから、「守る技術」「調べる技術」「見せる技術」「伝える技術」という、4つの技術の継承が危機的な状況に陥っている。 そのため、本研究は、現職学芸員への学習機会の提供と学習方法の開発により、継続的な職業訓練教育の充実をを目的とした。「いつでも、どこでも継続的に学べるシステム」開発に当たって、富士通のオンライン学習プラットフォーム「Fisdom」を活用した結果、受講生の視聴回数・時間の把握、ログ分析などから、①受講生の学習時間の増加②学習行動の見える化 ③相乗的な学習の動機付けの誘発等の教育効果が確認できたことで、計27本の学習コンテンツ制作に至った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究では、各都道府県博物館協会への研修実態調査などを基に、集合研修だけでなく、「いつでも、どこでも受講可能な」学芸員オンライン学習システムの開発とそれに伴う学習教材開発、さらに学習効果評価法の確立について、先行する他分野との比較研究を通じて、大学での学芸員教育及び現職学芸員や休眠学芸員(有資格者で現在現場での実践がない人)の継続教育のあり方を検証することができた。 特に、これまでに制作したオンライン学習コンテンツを広く公開するため、広報リーフレット(計27本の学習コンテンツを掲載)を作成した。こうした研究成果から、いつでも、どこでも継続的に学べる環境整備を図ることができた意義は大きい。
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