研究課題/領域番号 |
18K01108
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03070:博物館学関連
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研究機関 | 北海道博物館 |
研究代表者 |
青柳 かつら 北海道博物館, 研究部, 学芸主査 (30414238)
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研究分担者 |
山下 俊介 北海道大学, 水産科学研究院, 特任助教 (50444451)
黄 京性 名寄市立大学, 保健福祉学部, 教授 (00412875)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 博物館 / 高齢者 / 地域資源 / 映像アーカイブ / ウェルビーイング / 地域学習 / 世代間交流 / 高齢者の社会参加 |
研究成果の概要 |
高齢者と協働で地域学習コンテンツを開発することを目的に、道内老人デイサービスセンターへのアンケート調査、モデル地での事例研究、映像アーカイブの構築、巡回展示会を行った。その結果、地域資源学習プログラム集とアンケート調査報告(報告書1)、地域学習、認知症予防プログラム、映像活用事業の記録集(報告書2)を製作できた。 地域学習では、高齢者の心の健康、歴史・文化のアーカイブ、異世代の文化伝承が達成される効果が見られた。高齢者参画型の地域学習の普及には、事業の持続性を担保する多様な協働関係、高齢者医療・福祉関係者との連携が課題である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、プログラム開発とそのための体制整備が比較的容易な人口稠密地ではなく、人口減少と高齢化の前線地である農山村地域で、地域創生の価値観を共有し、地域資源と地域の人材を多様に活用して、実践研究を進めたことに意義がある。研究を通じて、高齢者の心の健康づくり、地域の歴史文化の記録・保存、高齢者と若い世代の交流・文化伝承を実践でき、地域博物館等がその活動拠点として役割発揮するための具体的方策を明らかにできた。
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