研究課題/領域番号 |
18K01110
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03070:博物館学関連
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研究機関 | 群馬県立自然史博物館 |
研究代表者 |
木村 敏之 群馬県立自然史博物館, その他部局等, 研究員(移行) (70469881)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | デジタル標本 / コレクションマネジメント / 自然史系博物館資料 / 博物館 / 3Dスキャン / クジラ類 / 骨格標本 / デジタル標本データベース / 3Dスキャン / 化石標本 / 博物館標本 / 3Dスキャン |
研究成果の概要 |
本研究の目的は自然史系博物館資料の3Dデジタル標本について現状を調査するとともに,パイロットケースとして収蔵資料の3Dデジタル標本データベースの作製を行うことである.調査では国内外の複数の自然史系博物館を訪問し,職員への対面での聞き取り調査を実施した.また電子メールでも各国の博物館等機関への調査を実施した.その結果いずれの機関でも必要性は強く認められているものの,3Dデジタル標本データをも視野に入れたポリシーについては現在検討中であり,そのコンセンサスは醸成されていない状況が明らかとなった.また3Dデジタル標本データベースでは現生クジラ類の鼓室胞・耳周骨データベースを作成し,公開を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では各国の自然史系博物館における3Dデジタル標本の現状について聞き取り調査を実施した.博物館にとってデジタル標本にかかる活動はますます本質的なものになっている.その一方で3Dデジタル標本をも視野に入れたポリシーの策定は進んでいない実像が明らかとなった.デジタル標本を効果的に活用するためも取扱についてコンセンサスの醸成が急務である.また調査実施に伴いパイロットケースとしてクジラ類骨格(鼓室胞・耳周骨)の3Dデジタル標本データベースを構築・公開した.
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