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公文書から発生するチオール類の吸着除去シートの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K01116
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分03070:博物館学関連
研究機関愛媛県産業技術研究所(紙産業技術センター)

研究代表者

西田 典由  愛媛県産業技術研究所(紙産業技術センター), 技術支援室, 主任研究員 (80502898)

研究分担者 渡辺 智恵美  別府大学, 文学部, 教授 (40175104)
大橋 俊平  愛媛県産業技術研究所(紙産業技術センター), 技術支援室, 主任研究員 (40502894)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
キーワード公文書館 / 臭気 / 吸着剤 / ポリスルフィド類 / 青図 / 文書館 / ポリスルフィド / チオール類 / スルフィド類 / 悪臭 / 吸着シート / 図書館
研究成果の概要

各地の公文書館では特有の臭気が問題になっている。臭気原因は、青図から発生するチオール類とされてきた。そこで、本研究では、チオール類を吸着するシートの開発を目的として実施した。複数の公文書館で調査した結果、臭気原因物質はチオール類ではなく、ポリスルフィド類とアルデヒド類であると推定された。また、ポリスルフィド類を吸着する吸着剤の開発に成功した。ただし、吸着剤単独では優れた吸着性を有するものの、シート化すると吸着性能が失われるという問題が残り、改良が必要である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

公文書館書庫における臭気は作業者が連続的に作業をすることが困難なほど強烈なことが多く、保管上問題がある上に、作業環境改善の観点からも必要とされている。本研究により、臭気原因物質がポリスルフィド類とアルデヒド類である可能性が高いことが確認された。また、特に強い臭気物質であるポリスルフィド類の吸着剤を開発することに成功したため、これを応用した製品開発につながることが期待される。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 文書館の臭気原因物質について2020

    • 著者名/発表者名
      西田典由、大橋俊平、渡辺智恵美
    • 学会等名
      日本文化財科学会第37回大会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 公文書館の臭気原因物質について2020

    • 著者名/発表者名
      西田典由、大橋俊平、渡辺智恵美
    • 学会等名
      日本文化財科学会第37回大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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