研究課題/領域番号 |
18K01127
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分04010:地理学関連
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
杉戸 信彦 法政大学, 人間環境学部, 教授 (50437076)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 変動地形 / 活断層 / 古地震 / 表層地質 / 遺跡 |
研究成果の概要 |
低地における居住域や土地利用と活断層による微地形とのかかわりを検証するため、飯山市街地および熱田台地北方を主な調査対象として、地形解析や現地調査などを実施した。飯山市街地については地形面の形成時期を推定し、1847年善光寺地震およびこれに先立つ地震に伴う地表変位と地形発達史、遺跡分布の検討を行った。熱田台地北方に関しては、堀川断層・尼ケ坂断層間に発達する断層変位地形の形成時期を推定し、条里地割の分布との関係を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大縮尺空中写真および高解像度数値標高モデルを用いた変動地形学的解析を実施することによって、活断層による微地形の形成が低地における居住域や土地利用に与える影響を検討した。居住域や土地利用と微地形とのかかわりを、外的営力や気候変動、土砂供給という視点に加えて、活断層による微地形という視点から検討した点は特徴的であり、地形環境・地震発生環境の理解、また土地利用の歴史など人と自然のかかわりあいに関する議論に資する意義を有する。
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