研究課題/領域番号 |
18K01179
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分04030:文化人類学および民俗学関連
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研究機関 | 育英短期大学 |
研究代表者 |
佐藤 喜久一郎 育英短期大学, その他部局等, 准教授 (30728358)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 地域神話 / 神道集 / 歴史実践 / 地域的アイデンティティ / 由緒 / 伝説 / 文化の政治学 / 寺社縁起 / 人神信仰 / 宗教テキスト / 古文書 / 在地縁起 / 寺社資料 / 地域文化 / 民俗宗教 / 神職組織 / 一宮制度 / 土着性 / 記憶 / 記念行為 |
研究成果の概要 |
いわゆる「上野神話」のうち、地域(上野国)の始原と統治の由来をめぐるいくつかの物語に目をつけ、政治的正当性やアイデンティティとの関係を研究した。本研究期間では特に、古代豪族との系譜的連続性を主張してきた上野国一宮大宮司小幡家の中世末期から近代初期までの家伝文書群を調査し、それぞれの時代において、神話の言説が宗教者の祭祀権をどのようにして正当化し、そしてまた地域的アイデンティティを形づくったかを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
いわゆる「上州の語り物」(上野神話)に関わるものとして学界から注目されてきた、群馬県地域の地方色豊かな宗教的文書や歴史記録類を調査研究し、学術的価値の高い貴重な資料を写真撮影、デジタルデータ化することができた。特に、初公開の文書を多く含む上野国一宮大宮司小幡家文書については、文書群全体を撮影し、研究可能なものにしたことの意義は大きい。さらに、当事者へのインタビュー調査などを通じて、「上州の語り物」の管理者と想定できる宗教的職能者集団の歴史や、近代化以降の動向を明らかにすることができた。
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