研究課題/領域番号 |
18K01281
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分05030:国際法学関連
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研究機関 | 学校法人文京学院 文京学院大学 |
研究代表者 |
金 彦叔 学校法人文京学院 文京学院大学, 外国語学部, 教授 (00554461)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 国際裁判管轄 / 国際私法 / 外国判決の承認執行 / 比較法 / アジアの国際裁判管轄 / 国際裁判管轄法制の形成・適用・発展 |
研究成果の概要 |
本研究は、日韓の新しい国際裁判管轄法制の立法化の動きを受けて、日韓における国際裁判管轄に関するルールの形成・適用 ・発展を比較法的観点から分析することによって、アジアにおける国際裁判管轄法制の調和の可能性や方向性を模索するものである。本研究では法規範の形成・適用・発展の過程で見られる国際的な統合(convergence)の側面と地域的な分散化(divergence)の側面が、国際裁判管轄に関する法制にはどのように現れているかを、日韓での国際裁判管轄法制の発展過程を素材に理論的かつ実証的に分析し、日韓でみられる営為が他のアジア諸国に如何に波及し、影響し合うかを考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、日韓での国際裁判管轄法制の発達過程に注目し、法規範の形成や発達過程で法規範の統合や分散化が如何に現れ、それがまた他のジュリスディクションに如何に影響し得るかを見ることで、法規範のハーモナイゼーションの可能性について検討したものである。本研究は、アジアにおける国際裁判管轄規則を含めた国際私法ルールの統一の可能性を国際的なルール形成過程に着目している点で特徴的であり学術的意義があると考える。
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