研究課題/領域番号 |
18K01380
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分05070:新領域法学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
HAZUCHA B 北海道大学, 法学研究科, 教授 (30452808)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | copyright / infringement / wrongfulness / non-transformative use / internet use / survey / social norms / 3D trademark / plagiarism |
研究成果の概要 |
本研究の考察を通して、著作権法と関連する救済措置が、法による単なる人工的構築物ではなく、それらの中核となるルールが社会規範に深く根ざしていることが明らかになった。人々は著作権法をほぼ完全に無視しているという従来の有力な見解と異なり、本研究の検証によって次のことが判明した。①他人の著作物を権利者の許諾なく商業的に利用することを不正な行為であると公衆が評価していること。②公衆が著作物に対する利用行為の当否を評価するにあたって、それが私的利用であるか、商業的利用または大規模な利用や頒布であるかをはっきりと区別していること。③著作権の行使が商業的または大規模な著作物の利用に対し有効に機能していること。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
The research results fill a gap in scientific knowledge on social norms governing the uses of copyrighted works by the general public. As such norms notably affect compliance of the public with copyright norms, this knowledge is vital for improving the efficiency of copyright enforcement.
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