研究課題/領域番号 |
18K01433
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分06010:政治学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
御厨 貴 東京大学, 先端科学技術研究センター, 名誉教授 (00092338)
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研究分担者 |
牧原 出 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (00238891)
手塚 洋輔 大阪市立大学, 大学院法学研究科, 教授 (60376671)
佐藤 信 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助教 (70761419)
飯尾 潤 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (90241926)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 有識者会議 / 審議会 / オーラル・ヒストリー / 日本政治 / 公共政策 |
研究成果の概要 |
政治主導が高まる中で,多様な政策分野で活用されつつある有識者会議に注目し,その現代的変容を解析した。その成果として,(1)災害復興や皇室政策といった個別領域における有識者会議の作動について研究した。(2)聞き取りの方法論に関しても,近年の動向を踏まえて,整理と提起を行った。(3)現代的な変容の一つとして,同種のテーマで繰り返し有識者会議が設置され,しかも同一の委員が長期にわたって参画するという新しい傾向を指摘できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年の政策決定において,時に大きな影響を持つ有識者会議について,それまでと何が異なるのか,その現代的変容について検討した。いくつかの個別領域の研究を踏まえて,わかったことは,同種のテーマで繰り返し有識者会議が設置され,しかも同一の委員が長期にわたって参画する,いわば「族有識者」が形成される分野があるという実態を明らかにしたことは学術的にも社会的にも一定の意義がある。もっとも,委員が継続しない分野もあり,今後さらなる分野横断的な研究が求められる。
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