研究課題/領域番号 |
18K01457
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分06010:政治学関連
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研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
平野 淳一 甲南大学, 法学部, 准教授 (10550949)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 地方政治論 / 政治学 |
研究成果の概要 |
本研究では市における政権交代(市長の交代)に注目し、それがいかなる要因で生じているのかを探った。また、新しく当選した市長による支持基盤の形成過程についても探った。分析の結果、過去の市長選挙の状況が、市における政権交代と密接にかかわっていることが分かった。当選後の支持基盤の形成にあたっては、独自政策や既存事業の見直しに固執することなく、柔軟に対応する市長ほど再選しつづけやすいことも明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現職首長の当落の要因や、新しく当選した首長の支持基盤形成の実態については、未解明の点が多く、本研究による貢献は大きいといえる。また、新しく当選した市長が安定した市政運営をできるかどうかは、選挙による代表の選出が正常に機能しているかといった問題や、地方自治体のパフォーマンスの問題と直接結びついており、本研究が貢献できる余地は大きい。
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