研究課題/領域番号 |
18K01494
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分06020:国際関係論関連
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研究機関 | 関西外国語大学 |
研究代表者 |
酒井 英一 関西外国語大学, 外国語学部, 教授 (10388481)
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研究分担者 |
佐藤 洋一郎 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 教授 (90569782)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 国際政治 / 安全保障 / イギリス / オーストラリア / 中国 / 同盟 / 擬似同盟 / 防衛 / ヘッジング |
研究成果の概要 |
日本の外務省、防衛省、海上自衛隊、在日英国大使館にてインタビューを実施した。その後キャンベラにて豪防衛省にてインタビューを実施した。ロンドンでは外務・英連邦省と王立国際問題研究所を訪問した。これらの取材で得た情報をもとに論文を執筆し、ISAとIPSAの会議にてそれらの論文を発表した。その後に論集を昨年 Alliances in Asia and Europe (Routledge) として出版した。編集者は佐藤洋一郎氏が務め、私は Chapter 5: "Japan-Anglo Alignment or the Second Anglo-Japan Alliance?" を執筆した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
安倍首相が2016年に「自由で開かれたインド太平洋」構想を唱導して以来、日本はアメリカ以外の国との安全保障協力を進めた来たこと部分的に明らかにすることができた。つまり日本の安全保障政策は長らく日米安全保障体制が中心であったが、イギリスとオーストラリアとの協力関係が相当な規模で進行していることがわかった。これはこれからの日本の外交、軍事、そして経済活動にも大きなインパクトを与えることになるであることを十分に予期させるものである。そしてそれは日本がインド洋から太平洋にかけての広大な空間において新しい存在感を示しているということである。
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