研究課題/領域番号 |
18K01517
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07010:理論経済学関連
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研究機関 | 高知工科大学 (2020-2022) 東海大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
林 良平 高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 講師 (80633544)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 経済実験 / 多言語化 / 永続化 / スケーラビリティ / 遠隔地実験 / 相互作用実験 / CDN化 / マニュアル / オンライン / ポータブルデバイス / ユーザー・エクスペリエンス / オンライン実験 / 文化差 |
研究成果の概要 |
本研究は、1000人同時参加も可能なオンライン経済実験システム(OXPT)を開発し、遠隔地相互作用実験を実現することを目的とした。研究計画で予定していた実験システムの設計、多言語化・公開、ハードウェア制作、実験作成マニュアルの整備・システムとマニュアルの改善、研究成果のまとめのそれぞれについて、達成できた。OXPTはWebサービスとして無料公開され、国内の教育機関で利用されている。また、Sydney Workshop on Experimental Economics and Theory(2019)で研究発表された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、被験者が好きな場所から実験に参加でき、同時に多数の被験者が相互作用のある状況で実験できるオンライン経済実験システムを開発することを目的とした。このシステムは、実験実施者のコストの大幅な減少、被験者の参加に伴う費用の減少、緊張や興奮、被観察感の影響の排除などの利点がある。システムの実現により、大量の被験者から高頻度の実験データを収集すること、多国間の文化の違いを検証することなどが可能になった。1000人同時実験をリアルタイムで行うためには、計算・通信負荷を分散・減少させ、かつ各被験者の行動の受付順序を正確に集計する必要があり、高度なプログラミング技術によって達成された。
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