研究課題/領域番号 |
18K01537
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07020:経済学説および経済思想関連
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研究機関 | 九州国際大学 |
研究代表者 |
山口 秋義 九州国際大学, 現代ビジネス学部, 教授 (80269026)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 社会思想 / 統計制度 / 統計調査 / 経済史 / 社会思想史 / ロシア / ロシア経済史 / 統計史 / 統計調査論 |
研究実績の概要 |
ロシアのウクライナ侵攻に伴いロシアへの渡航中止勧告以上が発令され現地での資料調査を行うことができていない。 過去に収集した公文書館史料に依拠して次の論文をロシア国内で発表した。 山口秋義「万国統計会議を背景としたロシア国家統計集中化における一歩前進二歩後退」『金融とビジネス』2023年No.2(第19巻)85-94ページ。(単著、査読付き)Akiyoshi Yamaguchi, A Step Forward and Two Steps Back Towards the Centralization of Russian State Statistics in the Context of the International Statistical Congress. Finances and Business. (本稿ロシア語で執筆したものであり、印刷物と合わせ下記のサイトにおいて公開されている。https://finbiz.spb.ru/2023/nomer-v-pechati-14/ 本稿の主たる内容は次のとおりである。1918年に設置されたロシア中央統計局の構想が帝政ロシアにおいてすでに概ね完成しており、統計改革法案のひとつである1913年法案と万国統計会議における統計改革論議との関連を検討したものである。 本研究課題を遂行する上で、サンクトペテルブルグのロシア国立歴史公文書館所蔵のロシア帝国内務省中央統計委員会の史料を閲覧することが必要である。しかし研究計画において収集を予定していた資料調査を実施できていない状況が続いている。今後戦争が終結しロシアへの渡航ができるようになれば資料調査を再開する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ禍による渡航制限のためロシア国内公文書館での資料調査が実施できていなかった。またロシアのウクライナ侵攻にともなうロシアへの渡航中止勧告以上が発令されており、ロシア公文書館での資料調査が実施できない状況が続いているため。過去に収集した公文書館史料に依拠して2023年6月にロシア国内の学術誌に論文を発表したが、研究計画において収集を予定していた資料調査を実施できていない。今後戦争が終結しロシアへの渡航ができるようになれば資料調査を再開することができる。
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今後の研究の推進方策 |
本研究課題を進めるためにはサンクトペテルブルグのロシア国立歴史公文書館所蔵のロシア帝国内務省中央統計委員会の史料を閲覧することが必要である。ロシアへの渡航中止勧告以上が解除されたのち資料調査を再開し論文執筆につなげる。それまでは過去に収集した資料に基づいた研究を続ける。
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