研究課題/領域番号 |
18K01580
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07040:経済政策関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
山田 浩之 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (40621751)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 開発経済学 / 地理空間情報 / 経済発展 / 経済地理 / ベトナム / ラオス / ミャンマー / 距離 / 企業行動 / 夜間光 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、地理空間情報科学をいかに開発経済学に融合出来るかをメインのテーマとし、具体的に重要な研究トピックに援用することで多くの論文を発表することが出来た。もっとも主たる論文はベトナム戦争時にアメリカ軍によって集中的に爆撃が行われた隣国ラオスにおいて、その爆撃の経済発展への長期的な影響を検証したもので、開発経済学分野のトップジャーナルであるJournal of Development Economicsに採択された。この論文含め10本以上の論文を発表することが出来た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
開発途上国研究に際しては様々な種類の地上・ミクロデータの入手及び利用可能性の面で、研究に大きな制約がかかることが多々生じる。この制約を克服もしくは緩和する一案として、本研究課題では地理空間情報データの援用を提起した。研究の結果、地理空間情報科学的な要素を、開発経済学上の紛争・戦争、政治経済学、経済地理といったトピックに用いることで事実上融合し、新たな知見を得ることが出来た。これは、この方向の研究が今後も大きな可能性があることを示したという点で大きな意義があると言える。
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