研究課題/領域番号 |
18K01639
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07040:経済政策関連
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
加藤 雅俊 関西学院大学, 経済学部, 教授 (80507707)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | スタートアップ / イノベーション / 組織デザイン / 雇用の流動性 / アントレプレナー / 人的資本 / スタートアップ企業 / 創業者 / 創業チーム / 吸収能力 / 組織能力 / 組織 / 実証分析 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、スタートアップ企業のイノベーション創出の源泉としての「人的資本」「組織デザイン」の役割について取り組んだ。特に、スタートアップのイノベーション成果における「アントレプレナー自身や従業員の人的資本の水準や流動性」の影響について明らかにした。この研究課題を通して、スタートアップ企業がイノベーションに取り組む際の組織のあり方についていくつかの手かがりを得ることができた。研究成果は国際学術誌に発表するとともに、セミナー、学会、講演会などで発信に努めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スタートアップ企業は、競争の活発化、イノベーション、雇用創出といった経済活性化の役割が期待されている。他方で、スタートアップ企業は「新規性の不利益」と呼ばれるような新しさが原因で生じる多くの課題に直面することが知られている。市場任せにしていては創業はうまく行かないことが多いため、政策的に何らかの介入が求められている。本研究課題では、スタートアップ企業がどのような組織作りをすることがイノベーション実現において有利なのかといった問いに取り組み、たとえば、アントレプレナー自身や従業員の人的資本の水準の高さや入れ替わり(流動性)がイノベーション成果にどのように結びつくのかについて明らかにした。
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