研究課題/領域番号 |
18K01676
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07060:金融およびファイナンス関連
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
文 敏鳴 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 教授 (30792931)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | non-executive ownership / loan pricing / debt financing cost / Non-executive Ownership / Corporate Governance / Loan spread / loan spread / Non-executive ownership / corporate governance / risk reduction / debt pricing / debt financing |
研究成果の概要 |
本プロジェクトにより執筆した論文が、査読付き学術誌(Journal of Corporate Finance)に掲載された。本論文によって、従業員の株式所有は、コーポレート・ガバナンスの改善、経営者のリスクテイクの抑制、情報の非対称性の低減、従業員の定着率の向上などにより、スプレッド融資に影響を与える可能性があることが明らかとなった。一方、ストックオプションによる従業員の株式所有は、スプレッド融資の拡大と関連しており、おそらくその凸型ペイオフ構造によるものであると考えられる。全体として、本論文の結果は、従業員の株式所有の水準と構造が企業ローンの価格決定に重要であることを強調している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
This paper examines the link between non-executive employee ownership and the terms and pricing of corporate loans. The negative effect of employee stock ownership on loan spreads suggests that non-executive ownership can significantly reduce financing costs using private loans.
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