研究課題/領域番号 |
18K01689
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07060:金融およびファイナンス関連
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研究機関 | 立教大学 (2021-2022) 山口大学 (2018-2020) |
研究代表者 |
山本 周吾 立教大学, 経済学部, 准教授 (70593599)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 国際資本移動 / 過剰流動性 / ドル調達のネットワーク構造 / ネットワーク効果 / グローバル資本移動 / global liquidity / offshore bond / non-core liability / 国際銀行間ネットワーク |
研究実績の概要 |
データベースを購入して実証分析を現在進めている段階である。データベースの容量は非常に大きくビッグデータでもあるので、分析には様々な角度から試行錯誤しながら進めている。 同時に、ビッグデータであるので、データが非常に詳細で、どの経済主体が、何時、どのような手段(レポ、コマーシャル・ペーパー(CP)、譲渡性預金(CD)等)で、資金調達をおこない、どのファンドがそれを購入したか、という詳細な情報を得ることができる。このため、この科研の研究課題である「ネットワーク効果を考慮したグローバル資本移動の実証分析」を解明するために、必要なデータを入手することができた。 特に、実証分析の期間に2020年3月のコロナ危機の前後の期間を含めることによって、予期せぬショックがファンドの行動、資金調達者の行動、資金調達の手段、利回り等に及ぼした効果を、明らかにすることは非常に重要な意義がある。現在、この課題に取り組むことを通じて、ドル調達市場におけるネットワーク構造について、解明することを試みている。2023年の後半にはディスカッション・ペーパーを公開することを視野に研究を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
データベースを入手して、データを整理する作業が終了した。また、ビッグデータであるので、エクセルを使用した分析はできないので、統計ソフト”R”を使用して解析を進めている。この統計ソフトである”R”の取り扱いにも慣れてきて、自由自在にデータを扱うことが可能になった。今後は、実証分析を試行錯誤する段階まで進展したので、「おおむね順調に進展している」と評価した。
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今後の研究の推進方策 |
今後の研究の推進方策は、データベースを統計ソフトである”R”を使用して、ビッグデータを取り扱うノウハウを確立したので、このノウハウを基に分析を進めている。2023年の後半にはディスカッション・ペーパーを公開して、海外の査読付き雑誌に投稿することをおこなっていく。
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