研究課題/領域番号 |
18K01702
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07060:金融およびファイナンス関連
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研究機関 | 成蹊大学 |
研究代表者 |
鈴木 史馬 成蹊大学, 経済学部, 教授 (60583325)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 投げ売り(Fire Sales) / 不完備市場 / 大災害(disasters) / 金融危機 / レバレッジ / 裁定の限界 / 投げ売り(ファイヤーセール) / 裁定機会 / 投げ売り / 資産の投げ売り(Fire Sale) / 資産価格パズル / マクロ経済学 |
研究成果の概要 |
主に3つの観点で研究成果を得た。資産価格の変動,特に金融危機の初期に観察されるような金融機関の株式の投げ売り(Fire Sale)による株価のファンダメンタル水準からの下方乖離はなぜ生じるのを主に理論的な観点から分析した。また、リスクの認識が主観的ある場合に、どのように資産価格にバイアスを与えるのかについて理論的な観点から分析した。さらに、金融危機ではなく、大規模自然災害により経済的なダメージが発生した場合の資産価格形成について実証的に分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
経済活動が急激に停滞する大災害(disaster)について、その性質ごとに資産価格や経済厚生の特徴を分析することは、政策的対応を考える上でも役に立つ。本研究は、金融危機を中心的な対象として定め、さらには関連する項目として大規模自然災害を視野に入れながら、資産価格形成のメカニズムについて理論・実証両面から研究を行った。
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