研究課題/領域番号 |
18K01710
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07060:金融およびファイナンス関連
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研究機関 | 早稲田大学 (2018, 2021-2022) 財務省財務総合政策研究所(総務研究部) (2019-2020) |
研究代表者 |
小枝 淳子 (吉村 淳子 / 小枝淳子) 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30549275)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 金融政策 / 国債管理政策 / イールドカーブ / 出口戦略 / 満期構成 / 国債管理 / 日本国債 / 国債市場 / ソブリン債務 / マクロファイナンス / 量的質的緩和(QQE) / 非伝統的金融政策 / マイナス金利 / フォーワードガイダンス / マクロ効果 / 金融 / マクロ経済学 / 国際金融 / 政府債務 |
研究成果の概要 |
非伝統的金融政策の出口政策、量的質的緩和(QQE)政策、国債管理政策の効果について分析を行いました。具体的には、非伝統的金融政策が経済全体に与えるマクロ経済影響と、その政策が終了する際の(出口における)影響について、構造ベクトル自己回帰(SVAR)モデルを構築し、日本のマクロ・金融データを使用して推計を行いました。さらに、1960年半ばから現在までの期間にわたり、日本国債の年限構成のデータベースを作成し、国債の満期構成の変容について考察・分析しました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、マクロ実証・時系列分析の手法を用いて、金融政策やその変更が将来の経済見通しに与える影響を数量的に明示したことです。構築したモデルでは、金融政策レジームはマクロ経済状況によって内生的に変化し、ゼロ金利制約(zero lower bound)も考慮されました。また、研究で使用したデータについては詳細な記述と共に公開され、分析に使用したプログラムも提供されています。これにより、他の研究者や政策立案者は同様の分析を参考にすることができます。社会的な意義としては、政策的なインプリケーションの提示や金融政策の透明性・効果の評価への貢献が挙げられます。
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