研究課題/領域番号 |
18K01713
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07060:金融およびファイナンス関連
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研究機関 | 愛知工業大学 |
研究代表者 |
中川 覃夫 愛知工業大学, 経営学部, 研究員 (60076544)
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研究分担者 |
水谷 聡志 愛知工業大学, 経営学部, 教授 (40469060)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 信頼性 / 保全性 / リスク管理 / 確率過程 / 保全計画 / 損傷モデル / 最適保全方策 / 確率モデル / 費用最小化 / 点検計画 / リスク測定 / 最適方策 / 累積損傷過程 / 保全方策 / 取替問題 / 資産価格の変動特性 / 累積インパルス応答 |
研究成果の概要 |
本研究では,金融情報システムの信用リスクを計測し安定化を支援するため,理論モデルの構築とシミュレーションによる検証を実施し.理論モデルとして確率過程論を応用した.具体的なパラメータについて数値計算を行い,結果に対して種々考察を行った.とくに金融情報システムの一側面として,企業における投資や資金調達などの活動を一種のインパルスとみなし,累積したインパルスが金融情報システムに影響を与えると仮定したモデルを作成した.信頼性理論におけるコンピュータ資源の最適化問題を適用し成果を挙げた.実際の金融機関への適応は,現在検討中である.研究成果は,国内外の学会・国際会議において発表し,論文として掲載された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,企業体組織の投資行動が経済に与える変動や経済波及効果によって,変動エネルギーが蓄積されると仮定した.企業の投資行動が金融情報システムに与える影響は業種によって変動特性が異なると仮定し,理論モデルを作成した.また,具体的なパラメータに対して数値例を示し,種々議論を行った.学術的意義として,新たな確率モデルの構築と解析法の提案が挙げられる.社会的意義として,これらの数値結果を実施の金融情報システムの適用することで,信用リスクを計測し安定化を支援することができる.また,企業における投資活動,資金調達活動,保全保守活動の最適な計画実施のためのシミュレーションモデルとして適用可能である.
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