研究課題/領域番号 |
18K01718
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07070:経済史関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
平沢 照雄 筑波大学, 人文社会系, 教授 (70218775)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 地域貢献型企業 / 企業城下町 / グローバル競争 / 電球工業 / 精密機械工業 / イノベーション・ダイナミクス / 地域中小企業 / 電球産業 / ニッチトップ型企業 / 協同組合 / 精密機器企業 / 電球企業 / 地域貢献 / 中小企業 |
研究成果の概要 |
本研究では、(1)電球工業における地域貢献型企業O社による生産拠点の移転とその子会社S社による事業承継、(2) 長野県飯田を拠点とする精密機械製造企業T社および同社からスピンオフした後に青森県三沢を拠点として活動するに至ったM社の地域貢献型企業としての発展過程、(3)企業城下町日立における中核企業の外注政策の変化とそれに対する地域貢献型企業の革新的経営行動に関する経済史研究を進め、それらの成果を論文、著書の形で発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グローバル競争の進展とともに地域経済の衰退、空洞化が問題視されるなかで、本研究では、地域経済の再生を担う地域中小企業に焦点をあて、それらを「地域にこだわり地域に貢献する企業」=地域貢献型企業と規定し、その革新的な経営展開の特徴に関して経済史・経営史の視点から明らかにした点に学術的意義がある。また本研究で得られた新たな知見をもとに、革新的な地域中小企業の生き残り戦略に関して、著書、雑誌などを通じてアカデミア以外に対しても広く情報発信した。
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