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戦前・戦後の商社組織と機能に関する連続と継承の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K01732
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分07070:経済史関連
研究機関専修大学

研究代表者

谷ヶ城 秀吉  専修大学, 経済学部, 教授 (30508388)

研究分担者 大島 久幸  高千穂大学, 経営学部, 教授 (40327995)
岡部 桂史  立教大学, 経済学部, 教授 (60386472)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード総合商社 / 多国籍企業 / 人的資源管理 / アジア太平洋経済圏 / 経済史 / アジア太平洋経済研
研究成果の概要

私たちがこの研究で実施した作業は2つある。第1に,第2次世界大戦前から1970年代にかけての総合商社を分析するために必要な資料を整備したことである。具体的には,①1940年代末から1970年代末の三井物産に勤務した大庭定男氏が残した日記や書類からなる資料を整理し,公開した(大庭定男文書)。②第2次世界大戦の終結直後に三井物産金沢支店が作成した資料を入手した。加えて,③1930年代から1970年代にかけての三井物産の職員録のデータベース化を終えることができた。第2に,人的資源の側面から商社組織の継承に関わる問題を考察し、機械取引と三国間貿易の観察から商社機能の継承に関わる予備的研究を実施した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の最も重要な成果は,1940年代後半から1970年代にかけての総合商社を分析するために必要な資料を整理したことである。戦後の総合商社を対象とした歴史研究の蓄積は,決して多くはない。研究に利用できる資料が著しく少ないためである。私たちが収集した大庭定男文書や三井物産金沢支店の資料は,この問題を解決できる貴重な資料である。特に大庭文書は,すでに整理を終え,国文学研究史料館で閲覧できるように準備を進めている。これらの資料は,戦後の総合商社を対象とした歴史研究をさらに促進するための基盤となるであろう。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2020 2019

すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 2件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 高度経済成長期における総合商社の商取引に関する歴史分析―三井物産を事例に―2019

    • 著者名/発表者名
      谷ヶ城秀吉
    • 雑誌名

      専修大学社会科学研究所月報

      巻: 673 ページ: 1-23

    • NAID

      40022439812

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 両大戦間期ドイツ三菱商事の展開と機械取引2019

    • 著者名/発表者名
      岡部桂史
    • 雑誌名

      龍谷大学経営学論集

      巻: 58-2 ページ: 57-71

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] 戦後三菱商事・三井物産における戦前期人的資源の継承2020

    • 著者名/発表者名
      上原克仁・大島久幸
    • 学会等名
      経営史学会第56回全国大会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 高度経済成長期における総合商社の商取引に関する歴史的分析―三井物産を事例に―2019

    • 著者名/発表者名
      谷ヶ城秀吉
    • 学会等名
      専修大学社会科学研究所定例研究会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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