研究課題/領域番号 |
18K01740
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07070:経済史関連
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
岩間 剛城 近畿大学, 経済学部, 准教授 (30534854)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 群小地域銀行 / 銀行類似会社 / 信託会社 / 地域金融組織 / 金融講 / 群小地方銀行 / 長野県 / 蚕糸業 / 蚕糸業地帯 / 郡小地方銀行 / 私立銀行 |
研究成果の概要 |
本研究では、長野県小県郡塩尻村と、福島県伊達郡藤田村に関する資料調査を実施した。戦前期日本の蚕糸業地帯における、地域金融組織の事例について考察を試みた。 長野県小県郡上塩尻村では、1880年に塩尻銀行が設立された。永続講が塩尻銀行の前身であった。塩尻銀行の主な株主は、上塩尻村に住む蚕種商人であった。 福島県伊達郡藤田村では、1913年に藤田信託が設立された。藤田信託の主な株主は、藤田村および周辺村に居住していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1893年に施行された銀行条例や、1923年に施行された信託業法により、法的規制が強化される前には、蚕糸業地帯が存在した長野県や福島県においては、群小地域銀行・銀行類似会社・信託会社などの小規模な地域金融組織が多数設立されていた。 本研究では事例として、長野県小県郡塩尻村で設立された塩尻銀行と、福島県伊達郡藤田村で設立された藤田信託について検討を試みた。地域的な人的関係・共同性を背景にして、地域金融組織が設立経営されたものと考えられる。
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